にきびとは
にきびとは、毛穴が皮脂で詰まってしまい、毛穴が炎症を起こしたり、
雑菌が繁殖して毛穴が化膿した状態です。
にきびは医学的には尋常性座瘡と言います。
本来、肌の代謝で自然に剥がれ落ちるべき古い角質が、
肌に残ってしまって表面が厚くなってくると、
毛穴の角質も厚くなって皮脂が詰まりやすくなり、
そこにアクネ菌が増殖して炎症を起こします。
これがにきびです。
にきびは、思春期から30才前後の男女の、顔、前胸部、背中にできるもので、
思春期の男性ホルモンの増加や体質として男性ホルモンに対する
感受性が強すぎるために起こると言われています。
にきびには、白にきび、黒にきび、赤にきび、黄にきびがあります。
黒にきび
詰まった皮脂が毛穴を押し広げ、
皮脂が空気に触れて酸化して黒ずんだ状態。
白にきび
毛穴は閉じたまま溜まった皮脂が盛り上がって
表皮から皮脂が白く見える状態。
赤にきび
炎症を起こして赤く腫れ上がった状態。
黄にきび
炎症が進み、
毛穴の周囲の組織が破壊され、
損傷が真皮にまで及んだ状態。
